Googleフォトって「保存容量の節約画質」と「元の画質」のどちらを選べばいいんだろう?
普段スマホで撮った家族写真を見たり共有したりする使い方なら、私は保存容量の節約画質をおすすめします。
大きく印刷する写真や、後からしっかり編集したい写真、元データをGoogleフォトにも残したい写真には、元の画質が向いています。
どちらが合うかは、保存容量と元データを残す必要性で決めるのがわかりやすいです。
この記事では、我が家の写真を2つの画質で保存して比べた結果と、設定を変更するときの注意点を紹介します。
この記事を書いている人について

画像内の年額2,500円を現在の料金案内として使うものではありません。
この記事を作った2024年10月の時点で、Googleフォトは8年間ほど家族で利用していました。当時は私と妻がそれぞれ有料プランを契約していました😊
この記事を読むとわかること
- 「保存容量の節約画質」と「元の画質」の違い
- 実際の写真で画質とファイルサイズを比べた結果
- これからバックアップする写真の画質設定を変える方法
- すでに保存した写真を変換するときの注意点
- 圧縮後の写真を元の画質に戻せるか
Googleフォトの保存容量の節約画質と元の画質の違い

画像内には「写真を16MPに圧縮」とありますが、現在のGoogle公式ヘルプでは、写真は容量を節約するために圧縮され、16MPを超える写真は16MPに縮小されると案内されています。
Googleフォトのバックアップでは、「保存容量の節約画質」と「元の画質」を選べます。
2026年9月22日に確認したGoogle公式ヘルプにおける違いは次のとおりです。
| 比較項目 | 保存容量の節約画質 | 元の画質 |
|---|---|---|
| 写真 | 画質をやや下げて圧縮。16MPを超える写真は16MPに縮小 | 撮影時と同じ解像度で保存し、画質を変更しない |
| 動画 | 1080pを超える動画は1080pに縮小 | 撮影時と同じ解像度で保存し、画質を変更しない |
| 保存容量 | Googleアカウントの保存容量を使用 | Googleアカウントの保存容量を使用 |
| 向く使い方 | 普段の閲覧・共有を中心に、容量を抑えたい | 大判印刷、編集、元データの保持を優先したい |
Googleアカウントの無料15GBは、Googleフォトだけの容量ではなく、GoogleドライブやGmailと共用です。
保存容量の節約画質でも容量を使うため、「節約画質なら無料で無制限」という意味ではありません。
また、写真の形式などによっては保存容量の節約画質で圧縮されず、元のファイルサイズのまま保存される場合があります。
詳しい現行仕様は、Googleフォト公式ヘルプ「写真と動画のバックアップの画質を選択する」で確認できます。
保存容量の節約画質が向いている人
- スマホやパソコンで見ることが多い
- 家族との共有が中心
- 保存容量の消費を抑えたい
- 元データを別の場所にも保管している
保存容量の節約画質では、写真は16MP以下でも容量を抑えるために圧縮される場合があります。
16MP以下なら無劣化で保存されるという意味ではない点に注意してください。
元の画質が向いている人
- 大きなサイズで印刷したい
- 撮影後にトリミングや本格的な編集をしたい
- 写真や動画の元データをGoogleフォトにも残したい
- 16MPを超える写真や1080pを超える動画を、その解像度のまま保存したい
元の画質は容量を多く使いやすいため、無料枠で足りない場合は保存データを整理するか、保存容量の追加が必要です。
実際の写真で画質とファイルサイズを比較
我が家で焼いたパンの写真を使い、保存容量の節約画質と元の画質を比べました。

この写真は4,560×2,052pxで、計算すると9,357,120画素、約936万画素です。
16MP未満の写真ですが、保存容量の節約画質で保存したファイルは容量が小さくなっていました。
今回確認できる比較条件
| 項目 | 確認できた内容 |
|---|---|
| 写真 | 我が家で焼いたパン |
| 画像サイズ | 4,560×2,052px(約936万画素) |
| 比較したファイル | 保存容量の節約画質版と元の画質版 |
| 比較方法 | 並べた画像と一部を拡大した画像を目視 |
| 確認できない条件 | 撮影機材、撮影設定、元ファイル形式、正確な拡大倍率、比較に使った画面・表示倍率 |
撮影機材や拡大倍率が記録に残っていないため、今回の結果をすべての写真に当てはめることはできません。
見た目の違いは判別できなかった
写真を並べた状態では、私の目では違いを判別できませんでした。
そこで一部を拡大して確認したのが次の画像です。

本来は細かな違いを見つけるつもりで小一時間ほど見比べましたが、私には「これだ」と言える差がわかりませんでした。
今回の写真では、拡大しても私には違いがわかりませんでした😓
これは、約936万画素のパンの写真を当時の環境で見比べた個人の結果です。
被写体、明暗、細かな模様、編集や印刷の有無によって見え方は変わります。
ファイルサイズは約17.17%になった
| 比較項目 | 保存容量の節約画質 | 元の画質 |
|---|---|---|
| 解像度 | 4,560×2,052px | 4,560×2,052px |
| ファイルサイズ | 327KB | 1,904KB |
327KB÷1,904KBで計算すると、保存容量の節約画質版は元の画質版の約17.17%です。
この1枚では、ファイルサイズが約82.83%小さくなりました。
圧縮率は写真や動画の内容、形式によって変わるため、毎回同じ割合になるわけではありません。
今回の1枚では、見た目の違いよりファイルサイズの差がはっきり出ました😲
画質設定は写真の使い方で選ぶ
普段の閲覧や家族共有が中心なら、保存容量の節約画質が選択肢になります。
ただし、すべての人に保存容量の節約画質が正解とは限りません。
| 写真の使い方 | 選び方の目安 |
|---|---|
| スマホやパソコンで見る、家族に共有する | 保存容量の節約画質を検討 |
| L判など一般的なサイズで印刷する | 実際の写真で試し、問題なければ保存容量の節約画質も選択肢 |
| 大判印刷、強いトリミング、本格的な編集 | 元の画質を検討 |
| 元データをGoogleフォトに残したい | 元の画質 |
| Googleフォト以外に元データを保管している | Googleフォトは閲覧用として保存容量の節約画質を選びやすい |
記事制作時、これまでカメラマンに撮ってもらった写真の画素数も確認しました。
- 結婚式前撮り:600万画素(3,000×2,000px)
- 結婚式:600万画素(3,000×2,000px)
- マタニティフォト:約900万画素(2,427×3,640px)
- ニューボーンフォト:1,536万画素(4,800×3,200px)
これは手元にあった納品写真の確認結果で、カメラマンが撮影する写真全般の画素数を示すものではありません。
画素数だけで写真の仕上がりや品質が決まるわけでもありません。

現在の仕様は、上で紹介したGoogle公式ヘルプの内容を優先してください。
大切な写真の元データを残したい場合は、Googleフォトの画質設定だけに任せず、端末やパソコン、外付けストレージなど別の場所にも原本を保管しておくと安心です。
ローカルストレージも検討したい方は、次の記事も参考にしてください。
Googleフォトの画質設定を変更する方法
これからバックアップする写真の画質設定と、すでにGoogleフォトへ保存した写真の変換は別の操作です。
Androidで今後のバックアップ画質を変える
- Android端末でGoogleフォトアプリを開く
- 画面上部のプロフィール写真またはイニシャルをタップ
- 「Googleフォトの設定」→「バックアップ」→「写真と動画の画質」を選ぶ
- 希望するバックアップ画質を選ぶ

上の手順は2026年9月22日にAndroid版のGoogle公式ヘルプで確認しました。
同じGoogleアカウントを複数の端末で使っている場合でも、ある端末での変更は他の端末のバックアップ設定には反映されません。
端末ごとに設定を確認してください。
iPhone・iPadで今後のバックアップ画質を変える
- iPhoneまたはiPadでGoogleフォトアプリを開く
- 画面上部のプロフィール写真またはイニシャルをタップ
- 「Googleフォトの設定」→「バックアップ」→「写真と動画の画質」を選ぶ
- 希望するバックアップ画質を選ぶ
手順は2026年9月22日にiPhone・iPad版のGoogle公式ヘルプで確認しました。
パソコンで今後のバックアップ画質を変える
パソコンではGoogleフォトの設定を開き、バックアップの画質を選びます。

この変更は、次回以降にバックアップする写真や動画の画質を選ぶための設定です。
保存済みの元の画質を節約画質へ変換する
すでに元の画質でバックアップした写真や動画は、パソコン版Googleフォトの「ストレージを管理」からまとめて変換できます。
- パソコンでGoogleフォトを開く
- 設定アイコンから「ストレージを管理」を選ぶ
- 「空き容量を増やす」にある「既存の写真と動画を保存容量の節約画質に変換」を選ぶ
再アップロードは必須ではありません。
Google公式ヘルプでは、この空き容量を増やす操作は1日1回までで、今後アップロードする写真や動画の画質設定は変わらないと案内されています。
一部の形式は圧縮できず、元のファイルサイズのまま残る場合もあります。
変換後に失われた情報をGoogleフォト上で元に戻す操作は案内されていないため、必要な元データを別の場所に確保してから実行してください。
節約画質の写真を元の画質に戻したい場合
保存容量の節約画質で保存した写真から、圧縮によって失われた情報をGoogleフォトが作り直すことはできません。
端末やパソコン、別のバックアップに元データが残っている場合は、その原本を使って元の画質でバックアップし直すことを検討できます。

再バックアップするときも、表示やバックアップ状態を確認する前に既存写真を削除しないでください。
元データがスマホやパソコンに残っているか、先に確認しておきましょう🤔
よくある質問
画質設定を変える前に確認したい点をまとめました。
保存容量の節約画質で保存した写真は、後から元の画質に戻せますか?
Googleフォト内の圧縮済みデータだけでは、圧縮前の情報を復元できません。
端末や別のバックアップに元データが残っている場合は、その原本を使って元の画質でバックアップし直すことを検討できます。
すでに元の画質で保存した写真を、節約画質に変えられますか?
はい。
パソコン版Googleフォトの「ストレージを管理」から、既存の写真と動画を保存容量の節約画質へ変換できます。
設定を節約画質に変えると、保存済みの写真も自動で圧縮されますか?
今後のバックアップ画質を変える設定だけでは、保存済みの写真は自動で変換されません。
保存済みデータは、パソコン版の「既存の写真と動画を保存容量の節約画質に変換」から別途操作します。
節約画質と元の画質は同じアカウントで併用できますか?
異なる画質でバックアップされた写真や動画を、同じアカウント内に保存できます。
今後バックアップする画質は端末ごとの設定で決まり、すでに保存されたファイルの画質とは別です。
各端末のバックアップ設定と、写真や動画の「詳細」に表示されるバックアップ情報を確認してください。
無料で使える15GBはGoogleフォト専用ですか?
Googleアカウントの15GBは、Googleフォト、Googleドライブ、Gmailで共用されます。
保存容量の節約画質では動画も圧縮されますか?
はい。
現在のGoogle公式ヘルプでは、1080pを超える動画は1080pに縮小されると案内されています。
まとめ
普段の家族写真をスマホで見たり共有したりする使い方では、保存容量の節約画質は容量を抑えやすい選択肢です。
今回の約936万画素の写真では、私の目では見た目の違いを判別できず、ファイルサイズは1,904KBから327KBへと、元の約17.17%のサイズになりました。
大判印刷や本格的な編集、元データの保持を優先する写真には、元の画質が向いています。
保存容量の節約画質で圧縮した後、Googleフォト内のデータだけで元の情報を復元することはできません。
大切な元データは別の場所にも残したうえで、自分の使い方に合う画質を選んでください。
あわせて、Googleフォト以外に非圧縮の写真を保管したい場合は、次の記事も参考にしてください。


