スマホやカメラで撮った写真って、どう管理されてますか?
子どもが産まれて家族が増えると、「途端に写真の量がめちゃくちゃ増えた!!」なんてありがちですよね。
我が家の場合もそんなパターンに陥り妻からこんな申告がありました。
スマホ、容量不足で写真撮れないって出てきたんだけど😭
これからも日々写真を撮っていきたいのにこれ以上撮れないとなると死活問題です!!
我が家の場合はそんな問題に対して、今回紹介する「おもいでばこ」という機器を活用することでひとまず問題解決しました。
「おもいでばこ」は写真のバックアップ管理に特化した国産メーカーのロングセラー商品です。
長年愛されてきた実績に恥じることのない非常に魅力的な商品なのですが、幾つか問題も存在します。
本日の記事では、実際に購入して使用している私の目線から、メリットやデメリット、口コミ評価などを紹介しますので、購入を悩まれている方は是非ご覧ください!
この記事を書いている人について
この記事はおもいでばこを実際に利用している私が、自身の経験や使用する中で感じたことをお伝えできるよう記事にしています😊
この記事を読むとわかること
- おもいでばこの基本的な使い方や特徴
- おもいでばこを導入するメリットとデメリット
- おもいでばこの口コミ評価
おもいでばことは?|家族の思い出を一括保存できるデバイスの特徴
おもいでばこの基本機能とは?
「おもいでばこ」は写真や動画を整理・保存するための専用デバイスです。
最大の特徴は、スマホやデジタルカメラで撮影した写真をSDカードやWi-Fiを使って簡単に転送し、日付やイベントごとに自動的に整理できる点にあります。
日付毎やイベント毎に整理してくれるのはだいぶ助かります。自分でやると大変なので😓
また、保存したデータはテレビやスマートフォン、パソコンから簡単に閲覧可能なので、家族で集まった時に大画面でスライドショーを楽しむことも! 何かと写真の増えやすい子育て期には非常に便利なツールです。
対外的にも高く評価されており、本製品は2024年度の第18回キッズデザイン賞の下記部門を受賞しています。
子どもたちを産み育てやすいデザイン部門
妊娠・出産・子育てに関わる人が利用する製品、サービス、建築・空間、活動、研究において、安全かつ楽しく育児に取り組める工夫がなされたもの。 保育園、学校、自治体、地域などで利用されるものも含む。また、子育て期の男女が、育児や仕事、地域との交流などに積極的に参加するための新たな発想、工夫、手法があるもの。
高く評価されている商品として安心して使えます😊
他のデジタルストレージとの違い
写真の管理で最も有名なのはGoogleフォトですよね。皆さんも使用されているのではないでしょうか?
「おもいでばこ」がそれらクラウドストレージ(Googleフォト、AmazonPhotosなど)となにが違うかというと、一番大きな点はデータのオフライン管理ができる点です。
「おもいでばこ」はインターネットに接続せずともデータの保存・整理ができるため、データ流出やハッキングのリスクが低く、安全に写真を管理できます。
また、クラウドサービスに比べて月額費用がかからないため、一度購入すれば追加コストがほとんどないのも魅力の一つです。
特に、クラウドストレージは思いもよらないタイミングで急に使えなくなってしまうリスクも…😨
Googleフォトの突然の利用停止に関する話をまとめた記事はコチラ
おもいでばこの使い方ガイド|簡単に始められる写真整理術
おもいでばこの初期設定
「おもいでばこ」を使用するには初期設定が必要です。
ご家庭にインターネット環境がある方は、専用アプリをインストールしてデバイスと連携することで、簡単に写真や動画をおもいでばこに保存できます。
初期設定はシンプルで、クイックスタートガイドという冊子が付属でついてきますので、特別な知識がなくても数分~10分程度あれば完了します。
インターネット環境がなくてもSDカードや携帯のケーブルをおもいでばこに直接繋げば写真転送できるのでご安心ください😊
写真や動画の取り込み方法
写真や動画の取り込みは、SDカード、USBケーブル、Wi-Fiを使って簡単に行えます。
例えば、カメラで撮影したデータを直接SDカードからおもいでばこに移行したり、スマートフォンからWi-Fiを使ってデータを転送することも可能です。
また、転送した写真や動画データについては、撮影日付やイベントごとに自動的に整理されるので手動での管理が不要です。
おもいでばこでの写真整理のコツ
「おもいでばこ」には写真や動画を自動的に整理する機能がありますが、特定のイベントを自分でアルバムにすることも可能です。
特定の写真をアルバムとしてまとめたりすることもできますし、毎年特定の日(記念日など)の写真を自動でそのフォルダに仕分けたりすることもできます。
簡単にカスタマイズして整理できるのはありがたいです😄
おもいでばこのメリット
メリット①:大切な写真を一括保存できる安心感
「おもいでばこ」は、スマホの容量を圧迫せずに大切な写真や動画を安全に管理できる点が大きなメリットです。
物理デバイスとして自宅に置いておけるため、クラウドストレージのようなインターネット上のトラブルやデータ流出のリスクも回避できます。
特にクラウドストレージの場合、アップロードする写真によっては利用規約に抵触してしまい、突然アカウントを停止されてしまうようなリスクもあります。
その辺りを意識することなく扱えるのはローカルストレージならではです。
スマホ買い替えるしかないかなーと思ってたので助かりました😓
メリット②:専用のリモコンを使ってテレビで簡単に思い出を楽しめる
「おもいでばこ」に保存したデータはテレビを使って簡単に再生できます。
ですので、例えば、テレビの大画面に表示して家族みんなでスライドショーを楽しむことも可能です。
また、付属のリモコンは小学生くらいの子どもでも難なく扱えるようなシンプルな作りになっていますので、お子様も交えつつ家族団欒の時間に活用できるのも素敵ですね。
保存するだけじゃなくてイベント毎に振り返りつつ楽しめるのは嬉しいですね😊
メリット③:カメラやDVD、USBメモリからの写真取り込みも簡単に可能
Googleフォト等のクラウドストレージの場合、カメラやDVDの写真をアップロードするためには一度PCへ取り込む必要がありますよね。
おもいでばこの場合はそういった手間を掛けず、直接本体に繋げるだけで取り込みが可能です。
(DVD等の取り込みは別途DVDを読み込むための機器が必要です)
定期的に必要な作業が面倒だとどうしても億劫になるので簡単にできるのはありがたいです😊
おもいでばこのデメリット
デメリット①:初期投資の高さ
おもいでばこは購入時にある程度の費用がかかるため、初期投資をネックに感じる人も多いと思います。
正直私もかなり買うか悩みました😓
我が家の場合、長期間使えることとクラウドストレージの月額費用が不要な点を踏まえて、長期的なコストパフォーマンスは高いと判断して導入しました。
おもいでばこ | Googleフォト | |
---|---|---|
1TB | ¥34,800 (Amazon) | - (プランが存在しない) |
2TB | ¥45,800 (Amazon) | ¥13,000 / 年 |
上記はAmazonで本日(2024/9/30)時点の値段となりますが、購入方法次第ではもう少しお得に買うことも可能です。
我が家の場合は楽天の買い回りセールで購入したので2TBのモデルをおおよそ4万円ほどで購入できました😊
通常、ハードディスクの耐用年数は3~5年程度、使用頻度等によってはもう少し短かったり長かったりといった程度になります。
したがって、平均年数(3年)程度使えればGoogleフォトとコスト的には大きく差はなしという結論になります。
もちろん、1TBで事足りるということであれば、更にコスト的には軽くなりますね。
値段が気になっている方は、上記も踏まえて一度是非検討されてみてください😊
デメリット②:故障リスクがある
「おもいでばこ」は物理ストレージのため、デバイスが破損した場合にはデータを失うリスクもあります。
ローカルで管理することを考えたときに最初に浮かんだ懸念はこれでした😨
クラウドストレージ上で管理する場合は機器の故障等は特に考える必要はありませんが、「おもいでばこ」等のローカルストレージでは無視できない重大なポイントです。
その点については幸い、「おもいでばこ」はバックアップを簡単に取れるような作りになっていますので、事前にバックアップを作成しておけば大きな問題には繋がりません。
もしバックアップ未作成の状態で破損してしまった場合は販売元のBUFFALOへ直接お問い合わせいただく形になります。
データ復旧なら安心のBUFFALO|バッファロー正規データ復旧サービス
復旧可否は問い合わせてみないとわからない上、費用もそれなりに掛かるためバックアップはしっかりとっておきましょう!
デメリット③:モデルが複数展開されていてわかりづらい
このメディアを運営し始めてから知ったんですが……。
「おもいでばこ買いたいんだけど、どのモデルがいいのかわからない!!」
という方、多いです。
上記に挙げたモデルがそれぞれあり、更に容量別に展開されています。
つまり新旧併せて10モデル以上存在するんです。
そりゃ悩みますよね😓
「考えるの面倒くさい!!」
というお気持ち、よくわかります。そもそも、何が違うの??って所からなので調べるのも大変ですよね。
そんな方のために、本サイトでは、汎用的に使えるため購入して後悔することが最も少ないであろうPD-2000をおすすめしています。
もっとちゃんとおすすめの理由を知りたいという方はモデル毎の比較紹介記事を用意していますのでそちらをご覧ください!
おもいでばこのクチコミ評価
- 撮りためた写真の整理に使ってます。nasのファイルで整理するのに比べ、年月日で整理されるので快適です。ただ検索機能がないのが残念。iosの写真アプリにあるような検索機能を追加してください。
- アプリとしてシンプルで使いやすく、基本的に満足しています。 一つ要望ですが、カメラやSD,他のスマホからのデータ取り込み中に、その進捗具合をアプリからも確認出来ると嬉しいです。
- デジカメの写真をパソコンに頼らずにスマフォに移せると思います。便利。
- できれば、androidTVにも対応してほしい。テレビのそばに置かなくてすむし、テレビのリモコンも使えるので。
- サクサクとストレス無く動くアプリです。このアプリの中で、端末内の転送済み写真を削除したり、フォルダを移動させる操作が可能になれば、他のファイル管理アプリを併用しなくて済みますので、改善を期待します。
- おもいでばこ購入して使い始めましたが、〝送信済み写真の削除〟が最初からオンになっているのにビックリ!慌てて過去のiPhoneの写真を確認しましたが、途中で他のアプリを使ったためか、アップロードが中断されていたおかげで何とか消されずに済んだよう。端末の写真を消すためにおもいでばこを買った人もいるだろうけど、最初からオンになっているってどうなの!?
口コミ評価を幾つか抜粋しました。
見て頂くとお分かりいただけるかと思うんですが、悪い口コミは機能的な面や使い勝手での内容が大半です。
「おもいでばこ」という製品自体に対して致命的な口コミは探した範囲では見受けられませんでした。
「そもそも皆が口コミ書くとは限らないし、それだけだと本当に良い製品か判断できない」
という方は、考えてみてください。
「おもいでばこ」は既に発売から10年を経過しているロングセラー商品でモデルチェンジも果たしています。
バックアップ機器として致命的な製品であればこれほどのロングセラーにはなり得ません。
したがって、今なお色々な方から興味を持たれているということが、おもいでばこの品質を保証する何よりの証拠になるわけです。
「そうはいっても、もうちょっと口コミを調べてみたい!!」という方は下記の記事をご覧ください。
どんな人におもいでばこが向いているのか?
CASE1:写真や動画を大量に保存したい人
「おもいでばこ」は、特に写真や動画を大量に保存したい方(目安:200GB以上)に向いています。
逆に、普段写真や動画を全然撮らない、という方であればGoogleフォトやAmazonPhotosの無料プランの範囲でも十分事足りるかと思います。
なので、その場合はむしろ「おもいでばこ」の購入は無駄になる可能性があります
しかし、子どもがいるご家庭の場合、日々の写真だけでも大量なのに対してお宮参りやニューボーンフォトなど節目節目で高画質な写真も大量に増えてきます。
そうなるともちろん利用する保存容量も増えていきますよね。
すると何が困るかというと、、、クラウドストレージって契約プラン毎に利用できる保存容量が決まってるんです。
そして利用する容量が大きくなればなるほど高額なプランでの契約が必要となります。
Googleフォトの場合、「おもいでばこ」と同じ容量の2TBプランだと毎月1,300円ほど掛かりますね
しかも、大切な思い出の写真なので消すことも中々難しく、一度契約したら解約に踏み切るのは難しいです。
つまり、半永久的に月額1,000円以上が掛かってくる形になりますが……毎月それだけの負担が家計に乗っかってくるのは正直厳しいですよね。
対して、「おもいでばこ」の場合は買い切り型の製品なので購入時に費用を払った後は追加請求は発生しません。
そのため、多くの写真や動画をバックアップする可能性のある方は早い段階で「おもいでばこ」を入手しておくとコスパ良く活用できます。
CASE2:写真はバックアップしたいけどスマホやパソコンに詳しくない人
「万が一に備えて写真をバックアップしたいけど難しいことはよくわからない」
そんな方でも安心して使用できるのが「おもいでばこ」です。
というより、そういった方のための商品と言い換えても良いと思います
まず、「おもいでばこ」は接続などのセットアップが非常に簡単です。(テレビに繋げてポチポチするだけ)
更に写真のバックアップに関しても、SDカード等は挿すだけでバックアップ可能となっており、機械に不慣れな方でも使いこなせるデザインになっています。
スマホやPCからバックアップしたい場合も専用のアプリが用意されているので誰でも簡単に扱うことが可能です。
もし、それでも不安という場合は説明書の他に専用の解説動画も公式から用意されていますのでご安心ください!
おもいでばこの購入前に確認すべきこと|選び方と注意点
容量(1TB/2TB/4TB)の選び方
おもいでばこは1TB/2TB/4TBの容量毎にモデルが用意されています。
クラウドストレージ等と違って後から変更ができないので、どの容量を買えば良いのか悩みますよね。
そこで、例えば皆さんが使用されているスマホを考えてみてください。
最近のものだと128GBであったり256GBの容量のものも多いですよね。
そのうち、写真や動画が占める割合ってどのくらいでしょうか?
私はiPhone13を使ってて、3~4年分の写真と動画で100GBちょっとくらいだったかな…?
容量を意識せずにスマートフォンで写真を撮影しても、恐らく妻と同じくらいの量に収まるのではないでしょうか。
おもいでばこは家庭内の写真をまとめて管理する用途が主になりますので、例として3名分のスマホのデータをアップロードするとしましょう。
その場合、すべての写真でおおよそ300~400GB程度になります。
このくらいなら1TBくらいでも全然事足りそうだよね🤔
我が家の場合は節目毎にカメラマンに写真を撮ってもらう見込みがあることや、私が比較的写真を多く撮るということもあって、余裕を見て2TBのモデルを購入しました。
もし、日頃から一眼レフカメラ等の高画質写真を大量に扱う場合などは、大容量モデルの方が適している可能性もあります。
1TBでも足りたかもしれませんが、ゆとりがなくなって容量がストレスになると嫌だなと思って😓
以上より、基本的には1TBで問題なく、ゆとりを見て2TBくらいの容量で検討されてみるのが良いかと思います。
より詳しくモデル毎の違いについて解説した記事はコチラ!
よくある質問 (FAQ)
おもいでばこはどのくらいの写真や動画を保存できますか?
おもいでばこには1TB/2TB/4TBのモデルがあり、1TBであれば約20万枚の写真、2TBであれば約40万枚の写真を保存することが可能です。(※写真の解像度や動画の長さにより異なります)
おもいでばこはどのデバイスと接続できますか?
Wi-FiやSDカード、USBケーブルを使うことで、スマートフォン(iPhone・Android)、デジタルカメラ、パソコン、テレビなど、さまざまなデバイスと連携できます。
おもいでばこのデータはクラウドにもバックアップできますか?
はい。Googleフォトと連携した機能があるためGoogleフォトへの自動バックアップが可能です。
おもいでばこが故障した場合、データはどうなりますか?
コチラをご参照ください。
おもいでばこを家族で共有できますか?
はい、可能です。複数のスマホやカメラからデータを取り込むことができ、それぞれの端末から写真を見ることができます。(※複数端末での同時転送は対応していないため、誰かが転送中の場合は写真転送は待つ必要があります)
おもいでばこで保存した写真を整理するのは簡単ですか?
おもいでばこには、撮影日に応じて自動で写真を整理する機能が搭載されています。その機能により日付やイベントごとに自動で分類されるため手間なく整理できます。
おもいでばこを使うのに月額料金はかかりますか?
いいえ、おもいでばこは一度購入すれば追加の月額料金は発生しません。クラウドストレージのように毎月のコストがかからないため、長期的なコストパフォーマンスに優れた製品です。
どこでおもいでばこを購入できますか?
おもいでばこは、バッファローの公式サイトや家電量販店、オンラインストア(Amazonや楽天など)で購入可能です。
おもいでばこをテレビに接続して大画面で見るにはどうすればいいですか?
テレビのHDMI端子に接続するだけで、簡単に大画面で写真や動画を楽しむことができます。接続にあたり不明な点があった場合は付属のクイックスタートガイドの参照をおすすめします。
まとめ|おもいでばこを使って写真や動画を安全に保管しよう
「おもいでばこ」は、家族の大切な思い出を簡単に保存・整理できるデバイスであり、スマホやカメラで撮影した写真や動画をまとめて保管することができるため、安心してデータ管理することが可能です。
購入費用は決して安くはありませんが、長期的に見れば高いコストパフォーマンスを発揮することが期待できます!
もし、大量に増えてきた写真や動画の管理方法に悩まれてる場合は、ぜひ「おもいでばこ」も検討されてみてください。