「子どもが産まれたらまずはお七夜をやらないといけないのかな……?」
と不安に思われていたりしないでしょうか?
産後すぐで忙しい時期の行事、負担も大きくて大変ですよね。
実は、お七夜を実施する家庭の割合は「19%」というアンケート結果が出ています。
理由はそれぞれあると思いますが、実際は半数以上の人が実施していない行事です。
産後すぐで体調が整わないのであれば実施を見送るという選択肢もあります。
そこで、本日の記事では、お七夜を行う理由・行わない理由やメリットデメリットについて解説します。
お七夜を実施するかどうか、判断の材料に役立ててください!
この記事を読むとわかること
- お七夜についての概要
- お七夜を行った人の理由/見送った人の理由
- お七夜を行うメリットとデメリット
お七夜をやる人の割合
① お七夜とは
お七夜とは、赤ちゃんが生まれてから7日目の夜に行われる日本の伝統的なお祝いです。
赤ちゃんの命名を発表したり、家族や親族が集まって誕生を祝ったりします。
主に家族の健康や幸せを願い、簡単なお祝いの食事を伴うことが一般的です。
命名書と一緒に写真を撮ったりするのが定番ですね
② お七夜をやる家庭の割合
インターネット上で行われたアンケート調査の結果では、お七夜を行う家庭は約20%程度とされています。
お七夜はやった?やらなかった?子育て経験者100人調査!
一方で、お七夜を知っているけれど行わなかった家庭や、そもそも知らなかったという家庭は80%を超えています。
「赤ちゃんの行事だから絶対にやらないといけないのかと思ってた」
という声も耳にしますが、アンケート結果からもわかるように、そんなことはないためご安心ください。
③ お七夜をやる理由/やらない理由
「思い出を残したかった」という意見が、お七夜をやる理由として良く見られました。
私たちも同じ理由でお七夜は実施しました。写真にできるだけ残しておきたくて。
対して、お七夜をやらない理由としては、
「そういった行事に興味がない」
という声や、
「バタバタしていて忙しかった」
「そもそもまだ入院中で実施できなかった」
等が聞こえてきました。
お七夜を行うメリットとデメリット
① お七夜を行うメリット
家族や親族が集まる場を作れる
お七夜は赤ちゃんを迎えた喜びを家族や親族で共有する大切な機会です。
普段会えない親族が集まるため、思い出に残るイベントになることが多いです。
両家の祖父母等、親族が揃うため良い思い出になる
退院直後の新生児ほやほやの状態を記念写真に残せる
退院直後の赤ちゃんの姿を命名書と共に写真に残すことで、後々振り返る貴重な思い出になります。
特に新生児期は入退院や慣れない赤ちゃんのお世話等で生活がバタバタするため、振り返ってみると写真が全然なかった……というケースも珍しくありません。
しかし、お七夜で記念写真を残していれば、貴重な新生児期の一瞬を忘れずに形に残すことができます。
貴重な新生児期を家族の記念写真という形で残すことができる
② お七夜を行うデメリット
忙しい時期に準備が必要で、負担がかかる
赤ちゃんが生まれたばかりで、母子の体調が整っていない中で準備を進めるのは大変です。
特に、人によっては退院翌日に実施というケースも考えられます。
ただでさえバタついている中、命名書やお祝いの料理など、準備物も多いため、負担に感じる方も多いです。
出産、退院、帰宅と非常にバタついている中で準備を並行するのは大変
費用が発生し、経済的な負担になる可能性
家族や親族を招く場合、食事や会場準備などにコストがかかることがあります。
当然、参加人数が多いほど食事の準備等は費用が掛かってきますので注意が必要です。
私たちは食事代と命名書の料金併せておおよそ3万円くらいになりました😓
食事や命名書の準備等お金が掛かってくるため注意が必要
お七夜を行う上でのポイント
① 命名書は予め準備しておくのが◎
お七夜の主役は赤ちゃんですが、命名書も大切な要素の一つです。
前もって名前を決めて命名書を用意しておくと、当日の準備がスムーズになります。
手書きにこだわらなくても、プロの書道家さんに代筆をオーダーすることも可能ですので自信がない場合は検討してみましょう。
我が家は2人とも綺麗に書ける自信がなかったのでオーダーしました!
比較的リーズナブルな価格で綺麗な仕上がりの命名書を用意出来るのでおすすめです!
② 母子の体調を最優先にした日程調整
お七夜を行う上で最も重要なのは、母子の健康を第一に考えることです。
退院後の疲労や体調を考慮して、無理のない範囲で日程を調整することがポイントです。
場合によっては、正式な7日目ではなく後日に簡易な形式で行うことも検討をおすすめします。
土日でないと集まれないという場合もあると思うので、退院翌週のお休みの日に実施するという形も良いと思います
③ 無理なく簡易に行うため食事等は工夫
準備を簡易にすることで、負担を軽減しつつお祝いを楽しむことができます。
せっかくのお祝い事なのに準備で疲れ切ってたら勿体ないですもんね
例えば、食事はオーダーすることで調理の必要がなくなり負担を大幅に減らすことも可能です。
私たちの場合は近所のスーパーでお寿司とオードブルを注文していました。
よくある質問
お七夜とは何ですか?
赤ちゃんの誕生を祝う伝統的な行事で、命名発表を伴います。
お七夜は必ずやるべきですか?
現代ではやっていない家庭が過半数です。家族の状況に応じて無理のない形で選択すればOKです。
お七夜を行う日程はいつですか?
赤ちゃんが生まれた日を1日目として7日目の夜が基本です。
お七夜をやらない家庭もありますか?
約80%の家庭は行わないか、簡易な形式で実施しています。
命名書は必須ですか?
必須ではありませんが、記念として作ると良い思い出になります。
お七夜を簡単に行う方法は?
命名書作成や写真撮影だけでも十分です。
お七夜におすすめの料理は?
家庭の負担にならない範囲で、簡単な和食や宅配注文可能な料理が最適です。
親族を呼ぶべきですか?
状況に応じて決めましょう。夫婦だけで祝う家庭も増えています。
お七夜をやらないデメリットは?
特にありませんが、家族の思い出作りの機会を逃すかもしれません。
お七夜の費用はどれくらいかかりますか?
参加人数等によっても上下しますが、我が家の場合は3万円ほど必要になりました。
まとめ
お七夜は、赤ちゃんの誕生を祝う伝統的な行事ですが、現代では家庭ごとに実施の有無や形式が異なります。
行うことで家族や親族の絆を深める良い機会になりますが、準備の負担や費用がデメリットとして挙げられることも。
母子の体調を最優先に考えながら、命名書や料理の準備など負担を減らす工夫が重要です。
大切なのは、家族が心から楽しめる形で赤ちゃんの誕生をお祝いすることです。
あなたの家庭に合った方法で、素敵な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。