「RAW形式のデータって容量が大きいから管理方法に困る…」
カメラを趣味や仕事にされていると、1枚1枚の写真が大容量で枚数も多いのでデータの管理が大変になりますよね。
そこで本記事では、「容量無制限」で「RAW形式」のデータを保存する方法としてAmazon Photosを紹介します!
写真管理以外にも非常にお得なサービスなので是非ご覧になって頂けると嬉しいです😊
この記事を読むとわかること
- Amazon PhotosがRAWデータ管理に最適な理由
- Amazon PhotosによるRAWデータの管理手順
- 他のクラウドサービスとの比較結果
Amazon PhotosはRAWデータ管理に最適
RAWファイルって1ファイル毎のファイルサイズが非常に大きいので枚数が多いとそれだけでストレージを圧迫しますよね。。。
そんなRAWデータを管理するのに最適なクラウドストレージがAmazon Photosなんです。
というのも、実はAmazonプライム会員の場合、写真の保存に関してはストレージ容量が無制限になります。
通常、多くのクラウドサービスはストレージ容量に制限があり、制限を超える場合は追加料金が発生するシステムになっています。
そのため、AmazonPhotosはコスト面で他の追随を許していません。
容量無制限で写真をクラウド保存できるのは強すぎる🤔
Amazon Photosとは
AmazonプライムとAmazon Photosって何が違うの? 同じもの?
Amazon PhotosはAmazonプライム会員向け提供されるサービスの1つです。
Amazonプライム会員については聞いたことがあるでしょうか?
「月額600円くらいのプランでAmazonの配送料が無料になる有料会員?」
こんな印象を持たれている方が非常に多いのですが、実はAmazonプライムは同じ月額会員の範囲内で多様なサービスを展開しています。
Amazonプライム会員が利用できるサービス
- 配送 (Amazonの商品は配送料無料 / お急ぎ便 / お届け日時指定便の無料利用)
- AMAZON MUSIC PRIME (音楽聴き放題)
- PRIME VIDEO (映画やアニメ見放題)
- PRIME GAMING (ゲーム遊び放題)
- PRIME READING (本/漫画/雑誌読み放題)
- AMAZON PHOTOS (写真の無制限フォトストレージ)
Amazonで買い物をする方であれば配送料無料だけで元が取れそうな所ですよね。
それがなんと、その他にもこれだけ多数のサービスを利用することが可能なんです。
プライムビデオは我が家も頻繁に利用してます😊
そして注目して頂きたいのが、Amazon Photosですね。
これもAmazonプライムのサービス範囲に含まれています。
つまり……
月額¥600で無制限のクラウドフォトストレージが利用できる!
騙されてるんじゃないかってくらいお得なサービスですが、多くの方が利用しているサービスなのでご安心ください😊
RAWデータとは
RAWデータとはカメラで撮影された未加工の高解像度ファイルを指し、JPEGなどの圧縮された形式に比べてファイルサイズが非常に大きいのが特徴として挙げられます。
RAWデータには後から色調整や露出補正などを行うために必要な情報がそのまま保存されているため、写真を扱う方にはとても重要なファイル形式です。
大事だからこそ管理に困るんだよね……😓
Amazon Photosで管理可能なRAWデータ形式について
Amazon Photosでは下記のRAWファイル形式が対応されています。
- Nikon (NEFファイル)
- Canon (CR2、CR3ファイル)
- ARW (Sony)
- CRW (Canon RAW CIFFイメージ)
- ORF (Olympus) ファイル
- DNGファイル
- ERFファイル
- MRWファイル
- KDCファイル
Amazon Photos のデメリット
デメリット① 写真や動画以外は管理できない
AmazonPhotosはあくまで写真や動画を管理するためのクラウドストレージです。
したがって、DropBox等他のクラウドストレージとは異なり、アップロードできるファイル形式が写真や動画に限定されます。
そのため、テキストファイルやExcel、PowerPointなどの資料を保存したい場合、AmazonPhotosでは要望を満たすことができません。
簡単なファイル共有くらいなら他のサービスの無料プランで賄うことも可能です😊
デメリット② 動画は5GBまでの容量制限がある
プライム会員であれば写真の保存容量が無制限となるAmazonPhotosですが、、、
動画に関しては5GBまでという制限があります。
Amazonプライムとは別に有料プランを追加契約することで容量を増やすことは可能ですが、Googleフォトと比べるとやや割高です。
そのため、動画もAmazonPhotosへ保存することを考えている場合、そのままだと使いづらいと感じる可能性があります。
写真はAmazonPhotos、動画はGoogleフォトといったような使い分けも良いですね
Amazon Photos のメリット
メリット① 容量無制限
RAWデータの管理にAmazon Photosを推している理由ですが、やはり容量無制限という点が非常に大きいです。
Googleフォトなど、他の写真管理サービスでもRAW形式のファイル保存に対応はされていますが、、、
Googleフォトの場合、無料プランで対応できる範囲は15GBなのでRAW形式のファイルを保存するとすぐに埋まってしまいます。
対して、Amazon PhotosはRAWファイルをオリジナル画質のまま無制限に保存できます。
RAW形式のファイルを日頃から取り扱う方にとって、非常にコストパフォーマンスに優れたストレージサービスではないでしょうか。
メリット② 運用コストが安い
Amazon Photos | Googleフォト | DropBox | iCloud | |
---|---|---|---|---|
200GB | ¥600 | ¥380 | - (プランなし) | ¥400 |
2TB | ¥600 | ¥1,300 | ¥1,200 | ¥1,300 |
幾つかのクラウドストレージサービスと料金を比較した表になります。
AmazonPhotosはAmazonプライムの付帯サービスなので、使用容量に関わらず料金は一定です。
対して、当然ながら他のクラウドストレージサービスは容量が増えるに連れて料金も増えていきます。
その他のサービスもついてくることを考えると、お得感が一番高いのはAmazonPhotosですね
メリット③ フォトストレージとしての活用もできる
その他のサービス、例えばDropBoxやiCloudといったサービスは、汎用的なストレージを提供する仕組みになっています。
対して、AmazonPhotosやGoogleフォトは写真/動画に特化したストレージサービスとなっています。
「汎用的な方が色々使えて良いんじゃないの??」
といった意見ももっともで、実際その点はAmazonPhotosのデメリットとしても挙げられます。
しかし、特化したサービスだからこそ提供できる価値、機能があるんです。
例えば、写真の検索機能なんかがそうですね。
写っている人物の顔や撮影場所を基に整理するような機能は写真管理に特化しているストレージならではです。
単なるデータ格納先としてではなく写真の管理にも利用できるのはAmazonPhotosのメリットですね。
より詳しいAmazonPhotosの情報はコチラ
Amazon PhotosでRAWデータを管理する手順
Amazon PhotosへRAWファイルをアップロードする方法
Amazon Photosに対してRAWデータを保存する方法は非常にシンプルです。
上の図の通り、PCから2クリックで行えます。
他にもスマートフォンアプリをインストールしている場合は自動アップロードも可能です。
特に意識せずとも自動で保存されるので非常に使い勝手が良いです😄
RAWデータを効率よく整理・分類する方法
Amazon Photosでは、アルバム機能を使って写真を分類することが可能です。
撮影した日付やイベント名などで都度アルバムを作成しておくことで後々振り返りやすい形で整理できます。
あの写真はどこだったっけ………みたいなことがなくなるので作業が効率化されますね😄
よくある質問
Amazon PhotosでRAWファイルは無制限に保存できますか?
はい。Amazonプライム会員であれば無制限に保存可能です。
Amazon PhotosにRAWファイルをアップロードすると画質は変わりますか?
いいえ。Amazon PhotosはRAWデータをオリジナルの画質で保存しますのでご安心ください。
他のユーザーとRAWファイルを共有できますか?
はい、Amazon Photosの共有機能を使って、他のユーザーとRAWファイルを共有可能です。
Amazon Photosの無料プランでRAWデータを保存することはできますか?
プライム会員であれば無制限に保存可能です。無料ユーザの場合、保存は可能ですが5GBまでの容量制限が掛かります。
Amazon Photosに保存したRAWデータを編集することはできますか?
Amazon Photos自体には簡単な編集機能しか備わっておらず、RAWデータに対する専門的な編集機能はありません。
Amazon PhotosでRAWデータを誤って削除した場合、復元できますか?
削除されたファイルはゴミ箱フォルダに一時的に保存されますので、90日以内であれば復元することが可能です。
Amazon PhotosでRAWデータを整理する際、フォルダ分けは可能ですか?
はい。アルバムを作成してアルバム単位で整理することが可能です。
Amazon PhotosでRAWデータを保存すると、他のストレージと比較してどう違いますか?
写真保存が容量問わず無制限という点が他のストレージに対する強みになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
クラウドストレージサービスはGoogleフォトやDropBoxなど色々な種類があって何を使えば良いか悩みますよね。
その中でも、AmazonPhotosは写真をオリジナル画質で無制限に保存できるというかなり珍しい特徴があります。
もし多数の写真データの管理を考えているようでしたら、まずは無料体験の範囲内でAmazonPhotosを試されてみてはいかがでしょうか。